備前焼の生産地はどこ?
岡山県の東部に位置する備前市です。

備前焼はいつぐらいから誕生したの?
平安時代の末期から鎌倉時代にかけてです。日本の六古窯といわれる瀬戸、常滑、丹波、越前、
信楽、備前ですが、なかでも須恵器から発生した備前焼はもっとも古い窯です。

どうして釉薬(色付け)をかけないの?
備前の土は鉄分を多く含んでいる為、釉薬をかけても素地との収縮率の差が大きすぎたり、
暗い素地のために発色がままならないためといわれています。

備前焼に使う土ってどんな土?
岡山県備前市伊部(いんべ)で採れた土を使用されてますが、大きく分けて山土、田土、黒土の
三種類があります。備前の土は粒子が細かく、ねっとりとした可塑性が特徴ですが、それぞれに特性が
あるので作家さんによって使い分けをされています。
備前焼はどんな窯で焼いてるの?
大きく分けて穴窯と登り窯が主流です。
穴窯と登り窯とでは作品にどんな違いがでるの?
すごく簡単に言うと、穴窯作品は明るく、登り窯は渋いです。もちろんそれほど単純ではありませんが。
どれくらいの時間をかけて焼いてるの?
備前の土は耐火度が低い為、徐々に温度を上げてゆき最大1250度前後で二週間くらいかけて
焼かれています。
備前焼の人間国宝って何人くらいいるの?
現在備前焼の人間国宝(国指定重要無形文化財)に認定されているのは
金重陶陽(1896年〜1967年)昭和31年認定
藤原 啓(1899年〜1983年)昭和45年認定
山本陶秀(1906年〜1994年)昭和62年認定
藤原 雄(1932年〜2001年)平成8年認定
伊勢崎 淳(1936年〜)平成16年認定
以上の五人です。一つの焼物で五人の人間国宝が認定されたのは備前焼だけです。
「備前の徳利、酒が旨い」と言うことわざは本当?
本当です。文献によると化学的な分析もされているようですね。
それを説明すると難しい文章になりそうなので書きませんが、もちろん雰囲気の問題もあるとは
思います。その他にも「備前の水がめ、水が腐らぬ」等いろいろなことわざがあります。
現在、備前焼作家は何人くらいいるの?
おそらく500人前後はおられると思います。
備前焼は値段が高いというイメージがありますか?
何と比較するかの問題ですが、他の焼物も作家ものとなると結構いいお値段してる物もあります。
特別備前焼だけという事はないと思います。若手作家さんのものでも、良い焼きでお値段もお手頃な
ものはたくさんあります。それを見つけていくのも楽しいですよね!
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